この世界には、美しいもの、幸福、幸せがたくさん溢れています。

そして、美しいもの以外にも苦しみや悩みや悲しい体験をする事があります。

どうしてなのでしょう。どうして私達は苦しまなければならないのでしょう。

できる事なら、毎日幸せな想いに包まれて生きてゆきたい。

それでも普通に生きているだけで、求めていないのにどうしても出会ってしまう苦しみというものがあります。

ただ、この苦しみという存在には、実は優しい意味があるのです。

苦しみという存在は、必ずこれから広がっていく幸福の手前に用意されています。いつだって、苦しみは幸福の手前にある【幸福の扉】なのです。

痛くて苦しくて嫌な気持ちになっても、その感情は貴方の敵ではありません。

より良い人生を歩むために、幸福になる方法を教えてくれる実は温かい大きな愛なのです。

苦しい時ほど、貴方は目に見えない優しくて温かい大きな愛に包まれています。

絶望を感じていても、貴方を導く優しい温かい世界に心を向けて幸福になることをどうぞ諦めないで下さい。

今は温かい世界に気が付いていないかもしれません。

時がたてば必ず、『あぁ、あの経験が今の幸せに繋がっていたんだ。』と思える瞬間に出会えます。

虹も雨が降らなければ出会えないのです。虹が見たかったら雨も必要な出来事なのです。