運動神経
2021年7月31日 11:51 pm
運動神経の良し悪しは何で決まる?
人間の体の場合、大きな運動を担当しているのは脳の大脳基底核。一方、細かい運動は小脳が担当しています。
例えば顔が痒い時、顔の近くまで手を近づけるのは大脳基底核の仕事ですが、指で顔をかくのは小脳の指令になります。
運動神経のいい悪いは、これら脳の作用によるところが大きいのです。
運動神経の良い人は大脳基底核と小脳の働きが人より優れている人といえます。
又、脳からの指令が筋肉に上手に伝わるには、伝達する神経が太ければ太いほど良いとされています。
その神経の太さには個人差があり、神経が太い人はそれだけ俊敏で神経の細い人は指令伝達速度が落ちて体の動きが鈍くなります。
この脳の指令伝達する神経は年齢を重ねる程、細くなっていきます。
そのため、10代の頃は足の速かった人も年齢を重ねる程、足が遅くなってしまうのです。
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